基本情報技術者 過去問2019年(平成18年) 春期 午前 問34 を参考に考えてみます。
<問題>
RASISに関する記述のうち,可用性(アベイラビリティ)を説明したものはどれか。
<選択肢>
(ア) 機能単位の寿命の範囲内で,一定期間における修理保守に要する平均時間を測定する。
違いますよ?何も考えてないでしょ。それじゃ落ちますよ。
(イ) コンピュータシステムにおける問題の判別,診断,修理などを効果的に行う。
不正解です。どういう思考回路してたらこれが正解だと思うんですか?
(ウ) コンピュータシステムを必要に応じていつでも使用できる状態に維持する。
正解です。よく勉強できていますね。さすがです。
(エ) 不正なアクセスによって,コンピュータシステムが破壊されたり,データを盗まれたりしないように,防止策を考える。
違う。違う違う違う。全然ダメ。やばいよ、マジで。
RASISに関する記述のうち,可用性(アベイラビリティ)を説明したものはどれか。
ここから私の思考です↓
ちなみに青字は文章を読んだ際の私の頭の中です。
<問題>
RASISに関する記述のうち,可用性(アベイラビリティ)を説明したものはどれか。
RASISってのがなんだったかあんまり覚えてないけど、可用性ってのはなんとなく覚えてるかも。いつでも使えるようにしておくやつですよね。そんな感じのが書いてあるやつを選べばOKね。
<選択肢>
(ア) 機能単位の寿命の範囲内で,一定期間における修理保守に要する平均時間を測定する。
平均時間とか関係ないっしょ。これじゃない。
(イ) コンピュータシステムにおける問題の判別,診断,修理などを効果的に行う。
問題の判別?可用性ではないでしょう。
(ウ) コンピュータシステムを必要に応じていつでも使用できる状態に維持する。
いつでも使用できる!これだね!可用性っていう日本語とも一致するし。
(エ) 不正なアクセスによって,コンピュータシステムが破壊されたり,データを盗まれたりしないように,防止策を考える。
(ウ)のほうが可用性っぽいし、防止策ってのも違うでしょう。
ってことで正解は(ウ)!でしょう。
正解は(ウ)です。
ほら!さすが俺!
RASISみたいなアルファベットの頭文字あつめたやつってなかなか覚えられませんよね。
RASISはシステムを安全かつ安定的に運用するための指標らしいです。
RASISとはシステムの信頼性をはかる上での指標となる項目の頭文字をとったものです。
R ・・・ Reliability
A ・・・ Availability
S ・・・ Serviceability
I ・・・ Integrity
S ・・・ Security
の頭文字をとった略語です。
ね、簡単でしょ?
なんでIT業界ってこういった類のものが多いんでしょうね。
英語の頭文字を繋げて単語にされたって全然頭に入ってこなくないですか?
私は全然入ってきません。
なので日本人としてわかりやすく、日本語の語呂合わせで覚えましょう。
自分のわかりやすい覚え方で覚えるのが一番だと思いますが
参考までに私の覚え方を紹介させていただきましょう。
新歌手が「ほあ~」って言っちゃってるらしっす
新歌手が「ほあ~」って言っちゃってるらしっす
わたしはこうやって覚えました。
何を見せられてんだ、と思っていると思いますが、まぁ読み進めてくださいよ。
しん ・・・ 信頼性
か ・・・ 可用性
しゅ ・・・ 保守性
が
ほ ・・・ 保全性
あ ・・・ 安全性
~って言っちゃってる
らしっす ・・・ RASIS
テレビ局のADになった気分で
歌番組のステージのそばから見守っていたら、ステージ上の新人歌手、今ノッている若手バンドのボーカルが
「ほあ~」って言っちゃったんですね。仕事が忙しくて寝てる暇がないんでしょうね。
でもテレビの放送中ですよ。マイクもちながら「ほあ~」はダメでしょうよ。
急いで上司のディレクターに報告をします。
『新人歌手が「ほあ~」って言っちゃってるらしっす』
報告を受けたディレクターも頭を抱えています。
さて、何を読まされているんだ、といったところでしょう。
バカバカしいと思った人は一生RASISが覚えられない人生を歩んでいただいたらいいと思います。
わたしはこうやって覚えてしまったんです。
しょうがないじゃないですか。
暗記ものなんて覚えたもの勝ちですよ。キレイに覚えなくたっていんです。
頭の中で余計な付属品をいっぱいつけて覚えたっていいんです。
ちなみに、人の脳みその記憶容量は17.5TBほどと言われています。
この画像のデータ量はたった63KBです。
皆さんの大量にある脳みその容量17TBの中、63KBくらい使用したって問題ないですよ。
この画像で覚えちゃいましょう。
さて、語呂合わせは覚えられたとして、
意味がわからないといけないですね。次はそれぞれの項目の意味を確認していきましょう。
信頼性,可用性,保守性,保全性,安全性
ではまず1つ目、Reliabilityから
Reliability(信頼性)・・・ システムが正常に稼働していること。
まずReliabilityってのが読めない。レライビリティって読むらしい。
ダメだ全然覚えてられる気がしない。
reliable(レライアボー)が「信頼性のある」って単語らしいね。
末尾に「ity」がつくことで名詞化されて、「性」ってのがついて「信頼性」ってなるらしい。
システムの故障と故障の感覚の長さね。
うん、意味はわかった。
Availability(可用性)・・・ 必要に応じて、いつでもシステムが使用できる状態であること。
また読み方が微妙。アベイラビリティって読むらしい。
availableが利用可能って意味らしい。
reliabilityと同じく、末尾に「ity」が付くことで可溶性ってなるらしい。
どのくらい使用できているかってことね。稼働率って単語は仕事でもよく出てくるなぁ。
Serviceability(保守性)・・・ システムの故障個所の早期発見、早期修復ができること。
あきらかに2つ単語がくっついてんな。
サービス + アビリティ
service ・・・ 修理、サービス
ability ・・・ 能力
修理能力ってことね。
この部分を判断するのはシステムの修理にかかる時間だそうです。
ソシャゲーなどでもよくメンテナンスとかしてますけど、
全国に何万人もユーザーがいるシステムの修理とかゾッとしますね。
トラブルが続いてアナウンスしていた時間内に修正しきれなかった、とかなったらヤバイでしょうね。
Integrity(保全性)・・・ 誤動作がなく、システムが壊れにくいこと
またわかんない英語ですね。
integrateはインテグレートと呼び、統合するという意味だそうです。
全然ピンとこないですよね。
しかし、私はインテグレートと聞いてピンとくるものがありました。
資生堂さんの製品?ブランド名?に「インテグレート」というものがありました。
こんなやつですね。
「統合する」という化粧品ですよ。統合しちゃうんですよ。さすが天下の資生堂さんですね。ネーミングにもスマートさ、強さがありますね。
これで少しは脳みそのフックに引っかかったでしょうか。
integrateにityが付くことで、統合する、が名詞に変化して、
「保全性」となります。
システムが壊れないよってことですね。そのままですが。
Security(安全性)・・・ 不正アクセスによって、システムが破壊されたり、データを盗まれたりしないように保護すること。
これは分かりやすいですね。
日本語としてもセキュリティーって普通に使いますしね。
セキュリティーって聞くと、セコムとかアルソックとか、そういったものをイメージしてしまいますが
「安全」っていうのがピンときますね。
不正アクセスなどされないようにセキュリティ面をちゃんと考慮できていますか?ということですね。
最終確認テスト
では意味も確認できたところで最終テストを実施します。
↑この人はどんな人ですか?
(カ)売れっ子ギャル
適当に選んでますね。お見通しですよあなたの考えなんて。
(キ)外人タレント
外人なんてこの記事には書いてません。さては、あなたちゃんと読んでませんね??
(ク)新人歌手
正解です。こんな記事をしっかり読んでくださってありがとうございます。
(ケ)スミス
違いますけど、他の記事も読んでくださいました?ありがとうございます。
どうでしたか?
正解できましたか?
間違えた人は最初から記事を読みなおしましょう。
まぁこういったしょうもない内容の記事だったりを案外覚えていたりするものです。
RASIS、もう覚えましたね?
新歌手が「ほあ~」って言っちゃってるらしっす
OK?
最後まで読んでいただきありがとうございました。
勉強頑張ってくださいね!
コメント