インタプリタ とは
基本情報技術者 過去問 2019年 春期 午前 問19 を参考に考えてみます。
〈問題〉
インタプリタの説明として,適切なものはどれか。
〈選択肢〉
(ア) 原始プログラムを,解釈しながら実行するプログラムである。
(イ) 原始プログラムを,推論しながら翻訳するプログラムである。
(ウ) 原始プログラムを,目的プログラムに翻訳するプログラムである。
(エ) 実行可能なプログラムを,主記憶装置にロードするプログラムである。
インタプリタの説明として,適切なものはどれか。
ここから私の思考です↓
ちなみに青字は文章を読んだ際の私の頭の中です。
〈問題〉
インタプリタの説明として,適切なものはどれか。
インタプリタ・・聞いたことある気はするけど、はっきり説明できない。
てか俺はっきり説明できへんもんばっかやな。
なんとなくやけど、プログラムを書ききってからじゃないとコンパイルできない言語のことやったんちゃうかなぁ。自信あんまないなぁ。
(ア) 原始プログラムを,解釈しながら実行するプログラムである。
書きながら確認できるやつは確か違う名前やったんちゃうかな。違う。
(イ) 原始プログラムを,推論しながら翻訳するプログラムである。
推論しながら翻訳ってすごいな。もうわけわからんけどこれではない気がする。
(ウ) 原始プログラムを,目的プログラムに翻訳するプログラムである。
目的プログラムってなんやねん。てかそういえば原始プログラムってなんですか。
(エ) 実行可能なプログラムを,主記憶装置にロードするプログラムである。
主記憶には全部ロードするんちゃうの?主記憶にロードせんと実行できんのちゃうの?全部そうちゃうの?
わからんけど、正解は(エ)!!
正解は(ア)です。
うん。違いました。
インタプリタとは都度解釈しながら進めるプログラムのことです。
ここからは私の思考のおかしかった部分です↓
〈問題〉
インタプリタの説明として,適切なものはどれか。
まずインタプリタって何さ?
なるほど。書きながら、都度確認できるプログラムってことね。
インタッタカタ。ちくじかいしゃく。 タッタカタ。
(ア) 原始プログラムを,解釈しながら実行するプログラムである。
解釈しながら実行するからこれが正解と。原始プログラムって何?
ソースコードのことか。人間が記述する部分のことね。
人間が記述する部分を原始って呼ぶのってなんか抵抗もあるけど。そろそろ原始って呼び方やめません?AIとかも出てきてる時代なんやし。
(イ) 原始プログラムを,推論しながら翻訳するプログラムである。
トランスレータのことです。
わからんわからん。トランスレータとは?
ある形式で記述されたデータなどを、意味や内容を変えずに別のデータ形式に変換すること?
うーん・・もう一声ほしいな。トランスとは?
トランスってそうか。こういうやつか。
翻訳するプログラムって部分がトランスレータってことね。
(ウ) 原始プログラムを,目的プログラムに翻訳するプログラムである。
コンパイラのことです。
コンパイルって人間が記述したコードを機械が認識できる言葉に変換することっしょ?じゃ目的プログラムが機械が認識できるプログラムってこと?
やっぱそうなのか。
原始プログラムが人間。目的プログラムが機械。
なんかしっくりこないけどこういうことね。
(エ) 実行可能なプログラムを,主記憶装置にロードするプログラムである。
ローダのことです。
これだけなんか毛質が違うな。これは特によいでしょう。
プログラムを実行する方法は主に2つ。
インタプリタ : 実行時に都度、原始プログラム→目的プログラムの変換を行うもの
コンパイラ : 実行前に一括して、原始プログラム→目的プログラムの変換を行うもの
原始プログラム : ソースコードともいう
目的プログラム : 機械語ともいう
また1つ賢くなりました。よかったよかった。
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