CSMA/CDとは何かを覚えようとする場合、略語をそのまま覚えるよりは略す前の言葉を覚えてしまうほうが結局、楽だと思う
基本情報技術者試験 2019年(令和元年) 秋 午前 問31 を考えてみましょう。
<問題>
CSMA/CD方式のLANに接続されたノードの送信動作に関する記述として,適切なものはどれか。
<選択肢>
(ア) 各ノードに論理的な順位付けを行い,送信権を順次受け渡し,これを受け取ったノードだけが送信を行う。
区分見たって内容わからないでしょうよ。違いますよ。
(イ) 各ノードは伝送媒体が使用中かどうかを調べ,使用中でなければ送信を行う。衝突を検出したらランダムな時間の経過後に再度送信を行う。
桁見て商品の内容わかります?いいえ、わかるはずがない。違います。
(ウ) 各ノードを環状に接続して,送信権を制御するための特殊なフレームを巡回させ,これを受け取ったノードだけが送信を行う。
違いますよ。適当に選びましたね?
(エ) タイムスロットを割り当てられたノードだけが送信を行う。
連番って一番意味わかんない。あなたセンスないですね。
CSMA/CD方式のLANに接続されたノードの送信動作に関する記述として,適切なものはどれか。
ここから私の思考です↓
ちなみに青字は文章を読んだ際の私の頭の中です。
<問題>
CSMA/CD方式のLANに接続されたノードの送信動作に関する記述として,適切なものはどれか。
CSMA/CD方式は知ってるぞ。いい感じになるまで待って、いい感じに送るやつや。
なんというボヤっとした認識。何の略やったかな。
略語ほんまやめてほしいんですけど。
略さずに書いてくれたらもう少しわかりそうなものですが。
<選択肢>
(ア) 各ノードに論理的な順位付けを行い,送信権を順次受け渡し,これを受け取ったノードだけが送信を行う。
論理的な順位付けとかはしていなかったんじゃないかな。もっと融通はきくものだったと思う。違うな。
(イ) 各ノードは伝送媒体が使用中かどうかを調べ,使用中でなければ送信を行う。衝突を検出したらランダムな時間の経過後に再度送信を行う。
そうそう。こんな感じ。
衝突で思い出した!衝突は英語でコリジョンだからたしかCDのCがコリジョンの略だった気がする!
ってことでこれが正解ですね。
(ウ) 各ノードを環状に接続して,送信権を制御するための特殊なフレームを巡回させ,これを受け取ったノードだけが送信を行う。
特殊なフレームとかいうのはトークンって名前だったような。
そのトークンってやつを持ってる選ばれしノードのみ通信する権利を手に入れることができる的なやつだったでしょう。
違うな。
(エ) タイムスロットを割り当てられたノードだけが送信を行う。
そんな、時間制なの?基本情報技術者の参考書の中にこんなの出てきた記憶ないですね。
これは違うでしょう。
ということで正解は(イ)でしょう!!
正解は(イ)です。
よっしゃ!やっぱりそうだと思った!
キャリアセンスマルチプルアクセスウィズコリジョンディテクション,ドゥーユーアンダスタンド?
今回のポイントとしては、略語の意味を理解しているかしていないかでしょうね。
CSMA/CD とは
というように略語をそのまま覚えるのってきつくないですか?
私はできません。アルファベットとか、数字とかの羅列って全然覚えられないんですよね。
私はアルファベットの略語は必ず略す前の言葉を把握するようにしています。
ということで今回は
C ・・・ carrier 運搬
S ・・・ sense 検出
M ・・・ multiple 多数
A ・・・ access アクセス
C ・・・ collision 衝突
D ・・・ detection 検出
の略だそうです。
直訳すると、
並べると
運搬、検出、多数、アクセス / 衝突、検出
まぁだいたいの意味は伝わりますね。
通信がめっちゃ混んでるかどうかを検出して、混んでる感じだったらいったんやめときますと。
そんで通信が衝突するようなときもいったんやめときますと。
まぁそんな感じの認識で8割OKですよ。
はい、てな感じで今回も終わっておきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
これからも勉強頑張ってくださいね。
私も頑張ります。
コメント
コメント失礼いたします。こちら、正解はイではありませんか?
ウはトークンパッシング方式だと思うのですが、、
Mさん
コメントありがとうございます。
ボタンを押した後の(ウ)の記述が間違っていました。
ご指摘ありがとうございます!