論理回路 とは
基本情報技術者 過去問 2019年 春期 午前 問22 を参考に考えてみます。
<問題>
二つの入力と一つの出力をもつ論理回路で,二つの入力A,Bがともに1のときだけ,出力Xが0になるものはどれか。
<選択肢>
(ア) AND回路
(イ) NAND回路
(ウ) OR回路
(エ) XOR回路
二つの入力と一つの出力をもつ論理回路で,二つの入力A,Bがともに1のときだけ,出力Xが0になるものはどれか。
ここから私の思考です↓
ちなみに青字は文章を読んだ際の私の頭です。
<問題>
二つの入力と一つの出力をもつ論理回路で,二つの入力A,Bがともに1のときだけ,出力Xが0になるものはどれか。
論理回路ね。私がちゃんと理解していない部分だ。
以前に参考書をサッと読んだくらいの知識しかないです。
A、Bがともに1のとき、出力Xが0ってなんか天邪鬼ってかんじ。
天邪鬼 = あまのじゃく
<選択肢>
(ア) AND回路
ANDっていうくらいだから両方が1のとき1を、両方が0のとき0を返すんじゃないの?これは正解じゃない。
(イ) NAND回路
NAND?NOT ANDってこと?両方が1のとき0を返しそうな雰囲気がある。これが正解かな。
(ウ) OR回路
ORっていうんだからどっちか片方が1なら出力は1になるってかんじかな?これは正解じゃない。
(エ) XOR回路
XOR、XなOR?Xってなんだっけ?
よくわかんないけどこれは正解ではないでしょう。
正解は(イ)!!
正解は(イ)です。
正確な情報を知っていなくても正解してしまう俺。
さすがですね。
論理回路とは とある数値を与えられた結果、どのような数値を返しますかってのを表す回路です。
今回は私の勉強がてら、基本的な部分を記述していきます。
論理回路の世界には0か1の数値しかありません。
論理回路というものは入力部分がAとBの2種類あるとして、
出力部分Xからはどう考えて何を出しますか?ってのを決めるものです。
論理回路、というものには基本の3種類があります。
・AND
・OR
・NOT
順番に説明していきます。
・AND回路
入力A、Bがどちらも1だった場合のみ、1を出力するものをAND回路といいます。
ちなみにAND回路は日本語にすると「論理積回路」といいます。
ANDなら積(×)なくて和(+)じゃないの?と思うのですが、積です。
1×0=0、0×0=0、1×1=1 とイメージすると積のイメージがつきやすいですかね?
組み合わせをまとめたものを「真理値表」といいます。AND回路は下のようになります。
記号でAND回路を表記するとこのように書きます。
ちなみにこの記号をMIL記号というそうです。
なんとも覚えにくい形ですね。私もすぐ忘れます。
特に特徴もないので、面白くないのがAND回路と覚えましょうかね。
・OR回路
入力A、Bのどちらかが1だった場合、1を出力するものをOR回路といいます。
日本語にすると「論理和回路」といいます。
0+0=0、0+1=1、1+1=1と足したときに1になるかんじのイメージで「和」とイメージ付けておきましょう。
OR回路の真理値表はこんなかんじです。
MIL記号にてOR回路を表記するとこのように書きます。
これまた表現が難しいというか覚えにくい形してますね。
ブーメランパンツ?プールのビート板?ギターのピック?うん、覚えにくい。
・NOT回路
入力0なら1を出力、入力1なら0を出力するものをNOT回路といいます。
ちなみにNOT回路を日本語にすると「否定回路」といいます。
これは日本語にしてもそのままですね。
否定する=逆の数字を出力するわけですね。
NOT回路の真理値表はこのようになります。
ANDとORは入力がA、Bと2種類ありましたが、NOTは1種類だけになります。とてもシンプルですね。
MIL記号のNOT回路はこうなります。
なんか三角の先に丸がありますが、この丸が否定を意味しているそうです。
いかがでしたでしょうか。
論理回路を少しは覚えることができましたか?
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
今後も勉強頑張ってくださいね。
私も引き続き頑張ります。
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