基本情報技術者試験などの情報処理技術者試験などに有効期限は必要なのではないか。だから日本はIT後進国なのさ。
結論:有効期限を3年とすべき
私はITパスポートと基本情報技術者試験を資格として取得しています。
私は決して頭が他の人よりもいいわけでもなく、資格勉強に書けた時間、金額は、おそらく合格者の平均をとったとしても悪いほうでしょう。
参考書、問題集を累計何冊も買い、通信教育まで受講しました。
情報系の学校出身でもない私が基本情報技術者試験に合格するためにはそれなりの労力を要しました。
正直なところを言うと、一度頑張って取得した資格を手放したくはありません。
誰だってそうですよね。
頑張って取得したものがまた無くなってしまう、そんな状態は避けたいと思うと思います。
しかし、あえて私はこう提案したいと思います。
情報処理技術者試験には有効期限は必要なのではないか
3年というのは適当です。
CCNAとかが確か期限が3年とかじゃなかったでしたかね?
1年じゃさすがに短いと思うし、5年じゃ技術がそれなりに進んでしまった後な気がするし、
なら3年くらいがちょうどいいんじゃないでしょうかね。
理由:IT、情報の分野は進歩するスピードが速いから
世の中はどんどん変化しています。
20年も違えばいろいろなことが変わっていますよね。
私が小さいころ、私の実家のトイレはボットン便所でした。
ボットン便所知ってますか?こんなやつです。
それが今ではどうですか。
もうウォシュレットのないトイレなんか行きたくないですよね。
便座が自動で温まっていないとイライラしてしまいますよね。
私の小さいころ、私の実家ではお風呂もまだ薪を使用していました。
もうはっきりとは覚えてはいないのですが、
まず、水道の蛇口から水を浴槽に出してタイマーをセットします。タイマーが鳴って浴槽を見るといい感じに水が溜まっています。
ときどき水を止めに行くのを忘れて、浴槽からジャバジャバ水があふれていたことを覚えています。
その後、なんかよくわからん風呂沸かし装置に薪を入れてタイマーをかけるとお風呂が沸きました。
しかし、下のほうだけが熱く(上だけだったかも?)均一ではないので、
なんかよくわからん棒でお風呂を混ぜてましたよ。
それが今ではどうですか。
ボタン一つで水が入り温度も指定した温度にしてくれます。
「お風呂が沸きました」
と機械のお姉さんが声掛けまでしてくれます。ぬるくなってしまったなら追い炊きまでボタン一つで行ってくれます。
世の中でいろんなことが変化していますが、
ことさら進化が目まぐるしいのはなんてったってIT、情報の分野でしょうね。
20年前とか、小学校の授業では当たり前のようにフロッピーディスクを使ってましたよ。
容量も3Mとかじゃなかったでしたかね?
3メガですよ、3メガ(笑)
写真ちょっと入れたら終わっちゃいますよね。
そう思うと、さらに20年後とか、もっと世界のIT、情報の世界は進化しているんでしょうね。
記憶媒体なんて容量が無制限かというほど保存できるようになってるんじゃないですか?
今でこそ私もキーボードをカタカタ打ってこの文章を記述していますが、
キーボードなんてものも無くなってるんじゃないですか?頭で思っただけで文字が反映されてるんじゃないですか?
プログラム言語などもどうなっているんでしょうね。
JAVA?Python?(笑)そんな言語で作られてるシステムを今探すほうが難しいよ(笑)
みたいなことになってたりして。
「今の時代に合った知識、技術を身に付ける」
これはとても大切なことだと思います。
しかし、古い知識、技術と、新しい知識、技術とは区別しておく必要があるんじゃないでしょうかね。
ピカピカのデザイナーズマンションのトイレがボットン便所とかだと笑っちゃいますしね。
ウォシュレット機能のトイレ付きの家のほうが今は売れるでしょうね。
最新のAI技術を使用したシステムを使用していながらも、部署間のデータのやり取りにはフロッピーディスクを使用、とか(笑)
無線通信ってなんか、なんか怖いから、100MほどLANを伸ばしてパソコン使おう、とか。
新しい知識、技術を持っていますってことを証明できる手段として、資格を使うことができ、
企業側もそうした人を採用するからこそ、売上が上がる、という方向にしていく方がいいと思います。
具体例:国民のほとんどがスマホを所持するのが当たり前という世の中を20年前に想像できた人などいない
IT技術の代表的な進歩としてはスマホの普及とかじゃないですかね。
20年前とか、パソコンでインターネット使うにしても、使えば使うほどお金かかりましたし、
そもそも個人宅でパソコン使えるってだけでもすげーって時代だったんじゃないですかね。
今ではスマホでネットで調べるなんて当たり前ですもんね。
今の時代の知識、技術を身に付けているということは素晴らしいとは思います。
しかし、時代は進みます。
情報、技術も進みます。
なら資格も進んでいいのではないですかね。
結論:その時代に合った知識、技術を持ち合わせているという証明のためにも期限は付けて更新すべき
日本はIT後進国といつの間にか言われてしまってます。
私が小さいころは
「日本は先進国で、日本の技術は素晴らしい」
と教わってきてたんですけどね。
そんな時代はもう終わってしまってました。
コロナが猛威をふるっている中、国民の命を守る手段として多額の税金がつぎ込まれた某ソフトもお粗末な結果に。
国のサイバーセキュリティ担当大臣がUSBを知らないとか。
そんな国になっちゃってるんですね、日本って。
古き良き文化を大切にするのは大切だと思います。
資格によっては、昔から変わらぬ知識、技術を一度習得しておけば問題はないものも多いと思います。
しかし、情報処理技術者試験などは違うでしょう。
常にアップデートされるべきでしょう。
情報が古いというのもありますし、
人間やっぱり忘れていってしまいますしね。
試験勉強で学んだすべてのことを実務で使用するかと言われると、決してそうではない人のほうが多いと思います。
なら学びなおすべきなんではないでしょうか。
期限付けるべきなんではないでしょうか。
期限をつけることによって、資格としての価値も上がるんではないでしょうか。
取っても意味のない資格、と言われることも無くなるんではないでしょうか。
日本の社会人、もっと勉強していきましょうよ。
と偉そうに語る、中小企業の下っ端社員でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
とはいえ、資格を取得することは私はとても意味のあることだと感じています。
これからも勉強頑張りましょう!!
コメント
インフラエンジニアから言わせてもらうと、基本情報取るのはあくまで義務みたいなモンなので、期限付けてもあんまり意味ないです。NWとかインフラだと会社の方針で仕方なく受けたってパターンの方が多いし、仕事に使う知識が全く出てこない。
まあ担当してる分野ならアップデートの意味も込めてやるのはアリだけど、(Cisco系はそんな感じ)基本情報レベルの広く浅くだと正直微妙な感じですね。
確かに広く浅くの知識に対しては微妙でしょうかね、、、
でも情報系の資格も受験する年によっても問題の傾向なども多少違いますし、数年に1回くらいは確認作業的な意味で行った方がいいかな、とは思うんですけどね。
Cisco系の資格はアップデート頻繁に行われるんですかね?
CCNAも余裕ができてきたら受験してみようかと思ってはいます。