2022年8月4日IPA(情報処理推進機構)から下記の発表がありました。
「基本情報技術者試験と情報セキュリティマネジメント試験でインターネットによる実証試験を実施」
(IPAの公式発表へのリンクは記事の下の方にリンクを貼っておきます。)
マジか、、、と私は驚愕しています。
悪い意味で。
もう一度言います。
悪い意味で。
記事を見ていくと、まだ本格実施ではなく、実証試験段階ではあるようなのですが
実証試験を行うということは、前向きに検討が進められているということですね。
じゃなきゃテスト試験なんて段階にならないですもんね。
IBT試験とCBT試験の2種類にて10月初旬に実証試験は行われるようです。
また横文字のよくわからない略語が出てきましたね。
IT業界は本当に横文字が好きですね。マジで覚えにくいし理解しにくいしやめてほしいです。
改めて解説しておくと
IBT ・・・ Internet Based Testing = インターネット 基盤 テスト = インターネット試験
CBT ・・・ Computer Based Testing = コンピューター 基盤 テスト = 紙ではなくコンピューター上での試験
略さないでくれるとまだわかりますけど、これもうわざとわかりにくくしてますよね。
インターネット試験の方は家で受験できるようです。
どっちか選べるなら全員もれなく家で受験するでしょう。
わざわざ会場に行って監視されるほうを選ぶ人なんて意味わかんないですしね。
Googleで検索しまくろう。ノー勉でもいけんじゃん?
家で受験できるなら、当然ながらGoogle先生に聞きまくりますよね。
Googleで調べまくります。
私は家に2台PCがあるので、
1台は受験用、もう1台は検索用、として用意して絶対受験します。
スマホも活用しますね。
各種参考書も横に置いておいてすぐに調べられるようにしておきます。
基本情報技術者試験では過去に出てきた問題も多く再使用されます。
特に午前の問題なんて過去問の再利用なんてしょっちゅう行われています。
私のこのサイトでも今までの過去問を多数掲載、解説しています。
このサイト内の検索ボックスで検索してもらってもヒットするものもあるはずです。
インターネットにつながってさえいれば、ほぼ同じ過去問を検索し、参考にするなんて容易いものです。
だいたい6割くらい合格していればよいと聞きますし、
6割くらいなら、下手したらノー勉でも検索力だけで合格できちゃうじゃないですかね。
私はもうすでに基本情報技術者試験には合格してしまっていますが
午前試験だけならノー勉で合格できる自信はあります。
午後試験は毎年いろいろ変わったりもしますし、
午後は検索できたとしてもある程度の勉強時間は必要かと思います。
長文問題も多いですからね、午後試験は。
受験勉強は午後試験に特化する形でいいと思います。
特にプログラミング関連部分の問題はその場で考えて対応せざるを得ないでしょうしね。
受験時間中も詳しい先輩に横にいてもらったらいいね
家でも受験できるということなら、
隣でIT詳しい人に聞きながら解答すればいいんじゃないですかね。
家にいるなら1人で受験しているかどうかなんてわからないでしょうし。
私なら、当然ながら詳しい人に聞きながら受験します。
そうですね、具体的には、
まぁ私の場合、職種が社内SEですので、会社の先輩になんとかお願いして
受験を一緒に解いてもらいます。
たぶん金は渡すと思います。1時間2千円くらいはリアルに渡すと思います。
そんな金額で合格できるなら安いもんですよね。
なんならこのご時世なんで横にリアルにいなかったとしても
ZoomとかTeamsとかで詳しい人と画面共有しながら受験するほうが
効率はいいかもしれませんね。
他の受験者と一緒に受験すればみんなハッピーだね
IT系の会社であれば、若手社員は基本情報技術者試験の取得を義務付けられている人もいるかもしれません。
そんな場合、会社の受験者の人達は集まって一緒に受験するほうが効率はいいでしょう。
一緒に受験することを推奨する会社も出てくるかもしれませんしね。
会社からすると、自社の人間で資格所有者が増えたほうがいいいに決まっていますし。
当然、脳みそ1つで受けるよりは脳みそ3つや4つで受けるほうが
合格率は上がるに決まっています。
でもそうするとそれまでのコミュニケーション能力のほうが大事になってくるかもしれませんね。
頭が良いやつといかに仲良くしておくか、グループにいかに馴染んでおくか。
一緒に受験しようというグループに入れなかったら一緒に受験することもできませんしね。
まぁそれでもGoogleさえ使えたら充分な気もしますが。
代理受験の業者さんが儲かりそうですね
インターネットで受験できるということは
誰がどこで受験しているかなんて簡単にはわからないということですね。
当然ながら、代理で受験しますという業者などが登場してくるでしょう。
業者とまで言わずとも、個人単位で副業として代理受験が流行ってしまうかもしれませんね。
完全な代理受験とまでいかなかったとしても、
受験者の画面をZoomなどで画面共有しておいてもらって、アドバイスをする、というサービスもできるかもしれません。
Zoom、Teams、GoogleMeet、などを活用すれば、1人だけでなく、複数人も相手にできるかもしれません。
料金はどれくらい取れるでしょうかね。
う~ん、、、1回5000円くらいでしょうか。
受験者からすると追加で5000円くらい払ったら合格できるのであれば、
決して高い金額ではないはずです。
私自身も基本情報技術者試験の通信教育に3万ほど払って合格した人間です。
それから思うと5000円くらい安いものですね。
クラウドワークスとか、ココナラ、とか、そこら辺のサービスで流行りそうな小遣い稼ぎジャンルになりそうです。
自分でこの記事を書きながら、われながらあくどい商売を思いついてしまったなと思います。
インターネット試験(IBT試験)の合格率は80%は超えるんじゃないか
以前の試験体勢の変更にて
紙の試験からPCの試験に切り替わりました。
さらに午前試験、午後試験、別日に受験できるようになりました。
これだけでも合格率は充分に上がってしまったかと思います。
午前試験、午後試験、を同日に受験して、しかも紙に記入する。
そんな時代に受験されたことのある人はわかると思うのですが、
午前試験のときにもうそれなりに頭が疲れているのに
集中力が無くなった午後に、長文問題を解かなくてはいけない。
これが結構きつかったんです。
これが無くなっただけでもありがたく思えよお前ら、と私は勝手に思っていました。
それなのに今回はインターネットで自宅から受験できるようになるかもしれないと。
そんなもんもう合格率なんて80%超えてくるんじゃないですか?
そうなったらもう名称を変えてほしいです。
いままでの基本情報技術者試験と一緒にしないでほしいです。
せっかく頑張って勉強して、やっとの思いで合格したのに。
・・・
だから日本はIT後進国なんだよ。
試験のレベル下げてんじゃねぇよ。
受験者のレベル上げろよ。
バカなんじゃねぇの。
コメント
お久しぶりです。HAGEです。
いつもちゃんとレスしてくださりありがとうございます。
昔からかの匿名掲示板ではこの資格は無能を振り落とす資格とか極端なこと言われていましたが、旧制度の試験ならそれはあり得ない評価でしたが、今の基本情報技術者試験は彼らの評価に近いものになってしまった気がします。
国家資格でさえこんな頼りないことになるならやはりエンジニアは自作アプリ作って実力を示すのが正攻法ということでしょうかね。
非公開でも公開でもどちらでもかまいません。
私は、通訳案内士みたいに反対運動をおこすべきではないかと思っています。
通訳案内士も全国通訳案内士に変更する際に、合格率を85%にして、業務独占の廃止する案が出ました。
2017年、案内士らが署名活動を行い、独占を廃止しないように反対を呼びかけましたが、結果的(2018年)には、業務独占は廃止され、名称独占資格となりました。
尚1990年代合格率は5%だった通訳案内業の資格は2000年代に25%になり、通訳案内士へと名称を改めました。5倍合格率ともなれば反対はあったと思います。
現在は、TOEIC840点もしくは実用英検1級の合格によって英語科目を免除すると合格率は50%程度となり、全国通訳案内士と名称を改め実施しています。
しかし「憧れの資格である」という都合のいい理由により、免除しない場合の合格率は15%程度に再調整され、簡易化したといっても反対運動のおかげか否か合格率の停滞が見られます
。
このように、大々的に大勢に明らかにするような方法が情報系の試験でも必要だと思います。
ちなみに、基本情報技術者の前身の第二種情報処理技術者試験の応募者の合格率は10%で年に1回しか受験することができませんでした。
今でいう電験3種や宅建みたいな合格率だったわけです。
随時試験可能で、過去問だらけ、カンニング可能、問題数削減、難易度の高い問題の減少などをやっていますと、当時とはギャップがあり過ぎです。現状を回復してもらわないと困るのは当然です。
2006年度以降の採点された人の合格率は20%程度(応募者の合格率は16%くらい)で年に2回春と秋に受験可能ですが、1985年以前だと、年1回春のみ、合格率も低くく当時を覚えている人が少ないのです。
それを知ってる人が「頭の固いジジィ(市ね)」と連呼すると言うわけです。
ちなみに、聞いた話によると電気主任技術者もフィリピンの電気技術者の資格と同じ位簡単にする案があるのではないかと。
フィリピンの電気技術者の資格は年に何度も受験することが可能で、合格率も60%と高いです。
電気主任技術者試験は2年間で免除できる制度ができて、試験自体は簡易化してないのですが、資格の取得自体は大きく簡易化をしました。この際試験自体も簡易化しようとしているのではないかと思います。宅建も怪しいです。
ビル管理士や伝送交換主任技術者、中小企業診断士二次試験、技術士補なども同様です。
気づかれたかと思いますが、このように極端な簡易化の多くは技術系の試験です。
※中小企業診断士は技術経営というれっきとした技術分野の資格でもあるらしいです。
行政は文系士業資格を無試験で免除でもらえる制度がありますがそれより格下っぽく作り直しているかのようです。
コメントありがとうございます。
反対運動なるものがあるなら参加を検討したいですね。署名運動などあれば全然書きますし。
レベルを下げた資格を新しく作ればいいのに。なぜ既存の資格のレベルを下げるのか、意味がわかりません。
頭の硬い老害と言われるのかもしれませんが、納得はいかないですね。